【ネタバレ】映画「THE FIRST SLAM DUNK 」を観てきた話その6【スラムダンク考察】

 You Tubeから来ていただいた方へ

ご来場ありがとうございます😂


わかりやすいように
各考察へのリンクを↓にまとめました。

https://ankimodiary.blogspot.com/2023/04/first-slam-dunk-httpsplaza.html

お時間のある方は↑コチラから読んで頂いたほうが
より楽しめるかと思います。






〜以下本記事〜


映画「THE FIRST SLAM DUNK」の
エンディングテーマ曲
10-FEET「第ゼロ感」が
デジタルシングルランキングで
1位を記録したそうです。





この曲は劇場で聞いた瞬間、
考察の余地もなく




宮城リョータをテーマにした歌
だと誰もがわかる曲でした。

リョータを「コヨーテ」と表現したり、
リョータの感情を代弁したような歌詞
そして、疾走感あふれるサウンドは秀逸で
映画のラストシーンも相まって
エンディングテーマとして最高の一曲でした。
ランキング1位になるのもうなずけます。

映画が公開されてから2か月くらいたってますが、
曲の売り上げがあとから上がってきています。
この映画がどれだけ観客の心を掴んだか、
伝わってくるようなニュースですね。




さて、長らく続いてきた私の
THE FIRST SLAM DUNKの妄想考察話も
今回で最終回を迎えそうです…
すべての謎に答えが出たかもしれません(笑)



今回の妄想考察はもう一つのテーマ曲

オープニングテーマ
The Birthdayの「LOVE ROCKETS」
の意味ついてです。



エンディングテーマの「第ゼロ感」は
疑いの余地もなく映画のテーマに沿ってましたが、

この「LOVE ROCKETS」については
どう考察しても歌詞の内容が
映画の内容にピタリとハマらなかったのです。
もちろんあのオープニングにマッチしてないという意味ではありません。
漠然と聞くと、この曲は最高にマッチしてます。

「やんちゃな奴らが何かやらかす感」

「強いものに喧嘩をふっかけていく感」

「ふてぶてしい敵の態度と存在感」

新たに描き起こされ歩いていくキャラの後ろで
キャラクターに闘志を吹き込んでるような曲です。

ただ後で歌詞を調べてみても

「俺達のロケットを敵にくらわせるぜ!」

といったぼんやりとした答えにしか
ならなかったのです。

オープニング、エンディングの曲と
アーティストが発表されたとき、

エンディングを担当した10-FEETは

ど真ん中世代の作品なので、お話しをいただいた時は本当に驚きました

と原作へのリスペクトをにじませる
コメントを発表しています。


対してオープニングを担当した
The Birthdayのコメントは

読んだことがなかったので
勝手に真逆の場所にいると思ってた



と原作を知らないと言い切りました(笑)


The Birthdayが起用された理由を調べると
井上雄彦氏がファンだったとの事。

2012年に仕事中にThe Birthdayの曲を聞いている
とツイートしていました。

では、個人的なファンである事から、
原作を知らないアーティストに
漠然としたイメージで曲を依頼してできた曲だから
考察しても答えがぼやけるのか…?

確かに今までの考察で得た
井上雄彦氏の原案へのこだわりからすると、
原作を知らないアーティストのほうが
都合がいいともいえます…




原作のイメージを一新したい。
自分の好きなアーティストに



原作を「壊してもらう」



ゆえに「LOVE ROCKETS」…




もし一連の考察がこの曲から始まってたら、
コレが答えだ!となっていたと思いますが、

ここまで井上雄彦氏の真意を妄想してきた私には、
この答えが腑に落ちないです。

ミスリード感が半端ないというか…(笑)

絶対に詞に意味があり、
隠れたメッセージが込められてるはず…。


そこで「The Birthday」について
詳しく調べてみることにしました。


このバンドなんとあの
「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT」
のギターボーカルだったチバユウスケ氏
が率いてるバンドでした。

音楽詳しくない私でもその名前を知ってるくらいの
ミッシェルガンエレファント

あの伝説の放送事故
「ミュージックステーション
t.A.T.u生放送ドタキャン事件」にて

即興の演奏でその穴を埋めて
番組を救ったエピソードも有名です。


私も「スモーキン・ビリー」が好きでした。

スモーキン・ビリーの人いまだ現役だったのか…
声もルックスも渋くなってカッコイイ…
と胸が熱くなりました。


当時、j-popの全盛期において
万人向けと言うよりは玄人向けな音楽を展開し、
売れる音楽より自分達の音楽を貫いていた
と記憶しています。
そしてスラムダンクと同じく
人気絶頂で活動に幕を下ろしたはずです。


ボーカルのチバユウスケ氏は過去のインタビューで

「音楽以外はどうでもいい」

と発言していました。

この音楽に対するストイックな姿勢が
井上雄彦氏の共感をよんだのかもしれません。

この共感がチバユウスケ氏に伝えられ、
そして、その共感にチバユウスケ氏が
曲で応えたとしたら、

オープニングテーマを
担当する事になった時のコメント


読んだことがなかったので
勝手に真逆の場所にいると思ってた


の解釈が変わってきます。





私はこれを当初、

(私はスラムダンクを)読んだことがなかったので、
勝手に(自分はアニメの主題歌を作る仕事とは)
真逆の場所にいると思ってた。

と受け止めましたが、
そうではなく、

(井上雄彦氏の作品を)読んだことがなかったので、
(俺が)勝手に(漫画家とミュージシャンは)
真逆の場所にいると思ってた。(けど違った)

と考えるのが自然ではないでしょうか。

同じ年代のストイックなアーティスト2人が
お互いに共感し、リスペクトし合う事になった。

そう考えると、
この「LOVE ROCKETS」という曲が
ただのイメージソングで終わるはずがないです。
必ず隠されたメッセージがあると確信しました。


チバユウスケ氏の素っ気ないコメントを
私はミスリードしました。ということは、
この曲が「スラムダンク」をテーマにしてるという
前提がすでにミスリードの可能性があります。

この曲がスラムダンクの事を
歌ってるんじゃないとしたら…


前提を捨てて考察していきます。

曲の中でも特に詩的で美しい部分

ワルツ乗っかって
ラタトゥーユぶち撒けたみたいに

この歌詞をこまかく砕いていくと、

「ワルツ」
三拍子、規則正しいリズム、循環、サイクル

「乗っかって」
便乗した、応じた、迎合した

「ラタトゥーユ」
トマトソース、数種類の野菜、赤

「ぶちまけた」
捨てた、壊した、怒り、自暴自棄

そして、英語の部分

Past time 過去

No way 道がない、選択肢がない

Future 未来、将来



こうなります。
これを今までの考察に当てはめて
再構築していくと、



三拍子のワルツ、
週刊誌の連載サイクル、
商業誌の決められたパターン。
編集部の指示や意向の事。

それに応じて、
それを受け入れてしまって、

ラタトゥーユ、

赤いトマトソースで煮込まれた野菜料理…










赤いユニフォームをまとった湘北メンバー!








つまりスラムダンクを
ぶちまけた、壊した、終わらせた。



昔、
俺には選択肢がなかった、


自身の将来のために…


「ラタトゥーユ=スラムダンク」か…
なんという表現力…


今までの考察が
これ以上なくキレイに当てはまりました。

間違いないです。
この曲「LOVE ROCKETS」は

井上雄彦氏本人をテーマにしています。

こうなると歌詞に含まれる他のワードも
考察しやすくなります。

「ツバメ」
ツバメ返しの佐々木小次郎
つまり「バガボンド」構想中の
井上雄彦氏の事

「どこぞの大統領」
逆らい難い権力
つまり漫画家から見た編集部

「LOVE ROCKETS」
作者の原案への愛

「ジェリーの魂」
これはおそらくジェリーレイアップ
(空中でフェイントを入れるレイアップシュート)
の事で、ラブロケットをスラムダンクのように
目標にぶち込むのではなく
フェイントをかけたレイアップで
静かにそっと「置いてくる」というイメージを
表している





以上で大体埋まったのですが、

どうしても「LOVE」「愛」の部分に
違和感を感じてしまいます。


前回の考察で声優の変更について考えてた時、

井上雄彦氏にただならぬ「我の強さ」を感じた

からです。


原案を用いての原作の否定。
リスクもいとわずその真意を隠し、
観客の頭の中にある原作の記憶の上から
原案を打ち込み融和させて終わらせる

この壮大な計画が実行に移った原動力は

「愛」ではなく「エゴ」

なのではないでしょうか…


そう考えると違和感がなくなり、
腑に落ちます。

「LOVE ROCKETS」は

作者のこだわりや主張が詰まった

エゴの固まり

つまりそれは、

この映画「THE FIRST SLAM DUNK」その物

だったという事てす。



これで「LOVE ROCKETS」が
映画の主題歌となりました。



この曲が流れるオープニングを思い出して下さい。

次々と描かれる下描きから
続々と動き出すキャラクター達

これは原作のリメイクでもリボーンでもなく、
新たな白紙から「原案」が誕生した瞬間
まさに「Birthday」だったのです。

では「The Birthday」というバンド名は
偶然だったのか?
いえ、そんなわけ無いです。

ここまでの所業です。

今回の映画のオープニングは
「The Birthday」ありきで構想された
と考えるのが自然です。


共感し合った二人のアーティスト
井上雄彦氏とチバユウスケ氏、
互いのリスペクトが深く絡み合って
生み出されたのがこの曲です。

その証拠に曲の2番の部分

朝靄 切り裂いて 
見えるだろう 聞こえるだろう 愛のロケット

何かを 誰かを 
守るためじゃなく かき鳴らすだけ...

ここにチバユウスケ氏は
自分自身を投影させてます。

「見えるだろう聞こえるだろう」は

「こいつの描いた画が、俺の鳴らした音が」

という意味で、

「かき鳴らす」は「描き鳴らす」となり

このラブロケットは

何かのためでも

誰かのためでもない

俺たちアーティストが共有する

矜持(プライド)である。

と、共感をあらわにしているのです。





ここまで考えてふと思ったんですが、

チバユウスケ氏は歌の中に表したこの共感を
井上雄彦氏に伝えてないですね…
ここまでの曲を作った人が、
あのスモーキン・ビリーを書いた人が
そんな無粋な事をするとは考えにくいです。

音楽は詳しくないですが、今回の考察で

「言葉足らず」

こそがロックの矜持と感じました。

それは

「俺がわかってればそれでいい」

というエゴイズムです。


自分に共感とリスペクトを
表してくれた井上雄彦氏に対して
最大限の共感とリスペクトを
ただただ曲にのせて返した

そんな気がします…。




以上の考察で
「THE FIRST SLAM DUNK」のオープニングテーマ
「The Birthday」の「LOVE ROCKETS」は
紛れもなくこの映画の主題歌である
事がわかりました。

同時に今までの私の妄想考察を裏付ける
結果となりました。
今回の考察で全てがつながったと思います。


最後の仕上げに今回の考察を元に
「LOVE ROCKETS」の歌詞を訳してみましょう。

音源を聞きながらどうぞw




ツバメ とんがって 
ツバメを描いたお前の尖ったペンは
愛を撒き散らす ロケットになって
エゴを撒き散らす この作品(映画)を描いて
ステイション 波止場 
国内のファン  海外のファン
どこぞの大統領に喰らわせるんだ
どこぞの編集部を黙らせようとしている
ワルツ乗っかって 
逆らえない流れに身を任せて
ラタトゥーユぶち撒けたみたいに
大切にしてた原作をぶち撒けたあの時のように
お前 急降下 
お前は 勢いをつける
この銀河ごと 愛を撒き散らす
そのヒゲごとむき出しのエゴを撒き散らすために

PAST TIME
あの時
NO WAY
選択肢は無かった
FUTURE...
自分の将来のために…

LOVE ROCKETS! 
そのペンは愛のロケット!
LOVE ROCKETS! 
エゴの詰まった爆弾さ
ジェリーの魂を宿って
ジェリーレイアップのように
フェイクかまして「置いてくる」


LOVE ROCKETS! 
そのペンは愛のロケット!
LOVE ROCKETS! 
エゴの詰まった爆弾さ
喰らったら最後愛まみれ
奴らは知らないうちにお前のエゴにまみれるだろう
NO FUTURE
それでしまいさ

朝靄 切り裂いて 
さあ、はじめようぜ!
見えるだろう聞こえるだろう 
こいつの画が見えるだろ?俺の歌が聞こえるだろ?
愛のロケット
このエゴの爆弾は

何かを 誰かを 守るためじゃなく 
何かのためでも誰のためでもない
かき鳴らすだけ...
ただ描いて鳴らしただけの俺達のプライドさ








……



………





ぬああああああーーーっ! 


完璧すぎるっっ!!!


ここまでの曲を作れるなんて…
すごすぎる…


なんという歌詞!


なんというメッセージ!!


なんというロック…


熱い…熱すぎる…


恐るべしチバユウスケ…









そして



ここまでの考察にたどり着けるなんて










恐るべし俺w





ここまで辿り着いたやつおりゅ?




銀河をヒゲと訳したのは、
単純に「そう聞こえるから」です。
最初は空耳かと思ってたんですが、
考察を進めるうちに
詞と発音のダブルミーニングもありえると
思い、そう訳しました。

おかげで一字一句もれなく訳せたと思います。


コレだけのメッセージを込めてたなんて、
今までの考察がなければ辿り着けませんでした。

この名曲「LOVE ROCKETS」

井上雄彦氏とチバユウスケ氏

二人のアーティストの想いを感じながら
じっくり聞いてみるのもいいかもしれませんね。




で、ここからは完全に私の妄想なんですが、

この曲、



大胆な犯行声明にも聞こえますね。






観客の記憶を気付かれないようにすり替える

この犯罪とも言える井上雄彦氏の思惑を知った
チバユウスケ氏はそれに呼応して
この犯行計画を「ラブロケット」と命名、

観客の前で堂々と歌い上げたのである。
自分たちのプライドを貫くために…。

結果、完全犯罪となり、
この映画を見た多くの観客の記憶は
新しい物と置き換わってしまった。

被害総額100億…

日本映画史上に残る事件になったのである。



なんて考えると、面白いですw


イノウエとチバ、
2人の兄弟による大胆な計画…。
まるでマリオとルイージ

よく考えると、
最初の「Woo hoo!」って叫び声も

マリオみたいですよね

やんちゃなマリオとルイージが暴れまわる
そんな遊び心があったのかもしれません。

犯行、犯罪、そんなことを妄想していると
ふと思い出しました…



この写真…







以前の考察で
井上雄彦氏がスラムダンクを
新生させて終焉に導く
というまるでFFのラスボスみたいな事を
しようとしている事に気づき

私はこの写真を「葬式」と解釈しました。
後ろの白黒のストライプのようなタイトルは
葬式の鯨幕であると…



違った…




これ、




牢屋だ…




原案のキャラを檻から出したんだ…





26年間、心に閉じ込めてきた原案を
解き放ったってことなんだ…




え?



じゃあ、


こいつらも「ラブロケット」ということ?


あっ…(察し)



だから曲のタイトルが


「LOVE ROCKETS」…



そうか、




そういうことか、




リリン…




何だかエヴァンゲリオンを見ているような気分になってきましたw

まだまだ考察する点はあると思いますが
もう頭がついていけないので
ここまでにしたいと思います。
また後ほど、まとめたいと思います。

長文にお付き合いいただき
ありがとうございました😂








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